折登文洋氏に訊くラリー競技のこと☆その3☆PIAAのライトとホイールの良さ [人]
ラリーという一般車道で行なわれる車の競技に友人が出場しているので、応援の気持ちを込めて年に1度程度ですが当ブログにてご紹介しています♪
今回は、ドライバーの折登文洋(おりと・ふみひろ)さんと、自動車部品メーカー「PIAA株式会社」のIさんにお話しを伺いました。(二人共、飲み友です^^*)
うさ 昨年(2015年)10月31日、全日本ラリー最終戦「新城ラリー」では事故があり、私たちもとても心配しました。ぐしゃぐしゃの車がFacebookにあがって怖かったです。ご無事とのコメントがあったのでほっとしましたが。
折登さん 事故を起こした時はちゃんとコーナーの先を見ていたつもりで、曲がりきれると思ったのですが、曲がりきれなかったんです。路面に苔があって、滑りました。
車もクルーも色々痛みはありましたが、無事でした。夕方にはサービスが来てくれて、ピックアップされました。全身筋肉痛みたいになっていましたが普通に歩けたし、お風呂に入ってその日は過ごし、後日病院で診てもらったら、大丈夫だよって言ってもらえました。
うさ 大事に至らずにすんでよかったです。
事故のあと、運転するのが怖いと思ったりしませんか?
折登さん やっぱり、同じようなコーナーだとちょっと怖いですね。事故の記憶は残っていないのですが、同じようなコーナーを走ると、ついそちらを見てしまうんです。見てしまうと、見ている方向に動いてしまうので、気をつけたいと思っています。
うさ 運転って、見ている方向に進んでしまうものなのですか?
PIAAのIさん 教習所で運転を習う時を思い浮かべてもらうとわかりやすいと思うんだけれど、初心者ってカーブを曲がる時、外側(目線が真っすぐな方向)を見てしまうので、とても膨らんで曲がってしまうんです。だから自分の行きたいところを見て運転するというのが鉄則なんですよね。
コーナーの場合はイン(曲がっていく先)を見ていないと、膨らむのでタイムロスに繋がったりします。運転に慣れている人ほど、先を見て運転しています。先をいかに見通すかが、大事。生活設計と同じような感覚かもしれないね(笑)。
うさ ちょうど、車を新しくするというタイミングだったようで、今年の4月から新しくなりましたね。
折登さん 車種はトヨタの「86(ハチロク)」の新型です。昔流行った「86」がリメイクされ、現代の「86」になりました。「頭文字(イニシャル)D」という豆腐屋の息子がレースで活躍するという漫画があり、その中で使われていた車なので、ご存知の方も多いかもしれません。
以前乗っていたインテグラはFF(Front-engine Front-drive)という前のタイヤだけが動くタイプ(前輪駆動)だったのですが、今度の「86」は、RWD(Rear Wheel Drive)といって後ろのタイヤが動くタイプ(後輪駆動)なんです。
うさ 運転感覚がとても変わりそうですが、すぐに対応できるものなのですか?
折登さん 正直なところ、とまどっています^^; 本番で、うまくコントロールしきれていないというのは自分でも感じているので、早く感覚をつかめるように色々試しながら頑張っているところです。
Iさん 後輪駆動の場合、ハンドルをきるのは前のタイヤだけれど、後ろのタイヤが駆動するので力のかかるところが違うんです。だから、後輪駆動の方がコントロールが難しいんですよね。
例えば…4両編成くらいの列車を想像してみてください。後ろから押して運転しながらコントロールするのは難しいけれど、前から引っ張るとコントロールしやすいというイメージです。
なるほど! すごくよくわかります!! だけど…あえて難しい操作にするのには何か意味があるのでしょうか?
Iさん 扱いにくいかわりに、いろいろパフォーマンスがしやすくなります。例えば、ドリフト走行といって、スケーティングするように、滑らせながら回ったりしやすくなって、タイムにも少し違いが出てくるんですよ。
うさ せっかくPIAAのIさんがいらっしゃるので、今回、折登さんが提供してもらっているという部品について教えてください。
折登さん 今回はPIAAさんからは、ヘッドライト、フォグライトそして、ホイールを提供していただいています。
全日本だと昼間に競技をやっているのですが、霧や日陰でライトがあったほうが路面状況が見やすい時があるんです。
うさ 実は初めて車を見せていただいた時に、素人ながら目力があって、すごく綺麗…! と、一番最初に目にとまりました。吸い寄せられるように、近くまで言ってまじまじと拝見させていただいたのですが、宝石のようですよね^^* 点灯したところを写真に収められずにゴメンなさいっっっ。
折登さん このライトはHIDというタイプのライトで非常に明るいんです。しかもPIAAさんのスリーステージHIDは、消費ワット数を三段階に変えられるので、一個のHIDで光の色を変化させられるんです。夜の雨や霧にもその場で簡単に対応させられます。フォグランプは純正カタログにもオプションで載っている物で、どの辺りを見たいかによって光軸も調整出来るんです。
折登さん ホイールは、第1戦に17インチの大きさを使い、第2戦は16インチの少し小さめのものを使いました。
ラリーは一般道を走るので、道路に穴ぼこがあったり、グレーチング(側溝の蓋)のようなところがあったり、水が流れているようなところ等を走るのですが、段差などでガツーンとしても、衝撃に強いのでラリー中に曲がったり割れたりはないです。ホイールが丈夫だから、タイヤの空気ももれたりしないですし、安心して攻められる強みがあると思います。
折登さん あと、ドライバーとは関係ないのだけれど、タイヤを組む時に、ホイールにタイヤを入れる時がすごく入れやすい!
塗装がちょっと厚めで粘る感じなのかな? メーカーによってはちょっと無理するとコーティングがすぐにはげちゃったりするものもあるから神経を使わなければいけないこともあるのだけど、PIAAのホイールは、塗装がしっかりしているので、あまり気にせずに組めるのがすごくイイと思います^^ レースに出る者にとっては、1回組むだけではなく、何度も組み直すわけだから、これは重要なポイントだと思いますね。
Iさん 私は塗装の専門家じゃないからよくわからないけれど、硬度も硬すぎると傷がつきやすくなるから、適度な硬さが大事ですね。
あと、ホイールは真円、まんまるにするってすごい技術がいるんですよ!
安いホイールは肉眼ではわからないレベルだけれど少し歪んでいる物も多くあります。
だけど、ラリー競技に出るような世界だとちょっとの歪みもバランスに大きく関わってくるので大変なわけ。普通はおもりをつけてバランスをとったりするけれど、それがいかに少なくて済むかが大切です。
Iさん もちろん、タイヤとトータル的に見なくてはいけないけれど、ホイールはほぼ完璧じゃなければいけないわけですよ。
真円を作るっていうことは技術的にとても難しいし、ホイールの材質によっても製造工程は大きく違います。例えば鉄ホイールとアルミホイールではその製造工程においてプレス圧は全く違います。勿論アルミの方が同じ型を作るにしても大きな圧が必要となるわけです。そんなあたりにも価格の差が出てきたりします。
折登さん 同じような素材のホイールなんだけれど、作り方の違うホイールがあって、「晴れている時と雨の時とで使い分けるとタイムが気持ち変わるんだけれど、どうする?」という話もします。作り方が違うだけで気持ち程度柔らかくなり、雨の時に粘りがあるからその方が良いのではないか? とか。やっぱりレース関係で供給している人たちのこだわりってすごいですよ。
うさ 先ほど言っていたホイールのサイズが違うということは、タイヤのサイズも変わるんですよね? タイヤが変わったりすると、セッティングとかいろいろ変わってくるみたいですけれど、そのあたりも少し教えていただけますか?
折登さん 例えば、車のタイヤを少し傾けるとかタイヤのサイズが違うと、タイヤ自体の厚みも変わってくるので、そんなあたりも考えながらセッティングを変えたりするんです。
Iさん タイヤの角度を変えるというのは、ドライバーにとって車がまっすぐ走りやすい方が良いのか曲がりやすい方が良いのかなど、路面状況を含めた上で考慮した事なんですね。意外といろいろなことを考えながらセッティングしているんですよ。普通の一般車だとそこまではあまり考えたり触ったりしないと思いますが、中には見た目だけのパフォーマンスだけで変えている人もいるけれど(笑)。プロ・ドライバーは全て計算して変えているんです。
Iさん 自分に一番合っている靴を履いていく感覚かな…。雨の日か、晴れの日かでも違うし。同じスニーカーでもジョギング用とウォーキング用と履き替えている人もいると思うけれど、同じようにタイヤも用途によって履き替えているということですね。
折登さん 競技の前に、そのコースを下見するのですが、その時に、今回はこういうセッティングでいこう! っておおよそ決めます。本番直前に変える時もあるし、その日の自分の調子も考えて決めています。
Iさん カラオケと一緒(笑)。今日は喉の調子が良いから一つあげて歌っちゃおうかなとか。歌っているうちに調子が出てきたとか、これ歌いやすい、歌いにくいみたいな感じ。
うさ あ、それすごくわかりやすいです!! 結構、繊細な世界なんだなっていうことがわかってきました。
折登さん もちろん、その他の部品も1つ1つがとても大切で、同じように細やかな違いによって使いやすかったり使いづらかったりがあるんだと思います。
私がご協力頂いている各スポンサーさん達もそれぞれに同じようにこだわりがあって、それぞれのメーカーがみんなプロフェッショナルなんです。
そんなスポンサーさん達にたくさんのフォローを頂いて参戦させていただける事はとてもありがたい事だと思います。
うさ 最後に、今年の後半戦に向けての目標を教えてください。
折登さん 昨年まで上位に食い込めることもあったのですが、今の車だとまだ他の人たちと勝負になっていないところも多いので、同じくらいのレベルになりたいと思っています。
うさ ありがとうございました。次回は8月26―28日の「モントレー2016 in 嬬恋」戦ですね。頑張ってください♪
〈2016年今後の出場予定〉
モントレー2016 in 嬬恋(8/25〜28)
第44回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2016(10/14〜16)
新城ラリー2016(11/4〜6)
(取材協力=ラリーテックワークス)
〈関連記事〉
ラリースト・折登文洋さんに「ラリー」のことを教えてもらいました♪
ラリースト 折登文洋さんに訊く 2014年大反省会&2015年に向かって
PIAAの部品など他にも探してみたい方、詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
PIAA公式サイトPIAA CORPORATE
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今回は、ドライバーの折登文洋(おりと・ふみひろ)さんと、自動車部品メーカー「PIAA株式会社」のIさんにお話しを伺いました。(二人共、飲み友です^^*)
うさ 昨年(2015年)10月31日、全日本ラリー最終戦「新城ラリー」では事故があり、私たちもとても心配しました。ぐしゃぐしゃの車がFacebookにあがって怖かったです。ご無事とのコメントがあったのでほっとしましたが。
折登さん 事故を起こした時はちゃんとコーナーの先を見ていたつもりで、曲がりきれると思ったのですが、曲がりきれなかったんです。路面に苔があって、滑りました。
車もクルーも色々痛みはありましたが、無事でした。夕方にはサービスが来てくれて、ピックアップされました。全身筋肉痛みたいになっていましたが普通に歩けたし、お風呂に入ってその日は過ごし、後日病院で診てもらったら、大丈夫だよって言ってもらえました。
(写真提供:折登文洋)
うさ 大事に至らずにすんでよかったです。
事故のあと、運転するのが怖いと思ったりしませんか?
折登さん やっぱり、同じようなコーナーだとちょっと怖いですね。事故の記憶は残っていないのですが、同じようなコーナーを走ると、ついそちらを見てしまうんです。見てしまうと、見ている方向に動いてしまうので、気をつけたいと思っています。
(写真提供:折登文洋)
うさ 運転って、見ている方向に進んでしまうものなのですか?
PIAAのIさん 教習所で運転を習う時を思い浮かべてもらうとわかりやすいと思うんだけれど、初心者ってカーブを曲がる時、外側(目線が真っすぐな方向)を見てしまうので、とても膨らんで曲がってしまうんです。だから自分の行きたいところを見て運転するというのが鉄則なんですよね。
コーナーの場合はイン(曲がっていく先)を見ていないと、膨らむのでタイムロスに繋がったりします。運転に慣れている人ほど、先を見て運転しています。先をいかに見通すかが、大事。生活設計と同じような感覚かもしれないね(笑)。
うさ ちょうど、車を新しくするというタイミングだったようで、今年の4月から新しくなりましたね。
折登さん 車種はトヨタの「86(ハチロク)」の新型です。昔流行った「86」がリメイクされ、現代の「86」になりました。「頭文字(イニシャル)D」という豆腐屋の息子がレースで活躍するという漫画があり、その中で使われていた車なので、ご存知の方も多いかもしれません。
以前乗っていたインテグラはFF(Front-engine Front-drive)という前のタイヤだけが動くタイプ(前輪駆動)だったのですが、今度の「86」は、RWD(Rear Wheel Drive)といって後ろのタイヤが動くタイプ(後輪駆動)なんです。
うさ 運転感覚がとても変わりそうですが、すぐに対応できるものなのですか?
折登さん 正直なところ、とまどっています^^; 本番で、うまくコントロールしきれていないというのは自分でも感じているので、早く感覚をつかめるように色々試しながら頑張っているところです。
Iさん 後輪駆動の場合、ハンドルをきるのは前のタイヤだけれど、後ろのタイヤが駆動するので力のかかるところが違うんです。だから、後輪駆動の方がコントロールが難しいんですよね。
例えば…4両編成くらいの列車を想像してみてください。後ろから押して運転しながらコントロールするのは難しいけれど、前から引っ張るとコントロールしやすいというイメージです。
なるほど! すごくよくわかります!! だけど…あえて難しい操作にするのには何か意味があるのでしょうか?
Iさん 扱いにくいかわりに、いろいろパフォーマンスがしやすくなります。例えば、ドリフト走行といって、スケーティングするように、滑らせながら回ったりしやすくなって、タイムにも少し違いが出てくるんですよ。
うさ せっかくPIAAのIさんがいらっしゃるので、今回、折登さんが提供してもらっているという部品について教えてください。
折登さん 今回はPIAAさんからは、ヘッドライト、フォグライトそして、ホイールを提供していただいています。
全日本だと昼間に競技をやっているのですが、霧や日陰でライトがあったほうが路面状況が見やすい時があるんです。
うさ 実は初めて車を見せていただいた時に、素人ながら目力があって、すごく綺麗…! と、一番最初に目にとまりました。吸い寄せられるように、近くまで言ってまじまじと拝見させていただいたのですが、宝石のようですよね^^* 点灯したところを写真に収められずにゴメンなさいっっっ。
折登さん このライトはHIDというタイプのライトで非常に明るいんです。しかもPIAAさんのスリーステージHIDは、消費ワット数を三段階に変えられるので、一個のHIDで光の色を変化させられるんです。夜の雨や霧にもその場で簡単に対応させられます。フォグランプは純正カタログにもオプションで載っている物で、どの辺りを見たいかによって光軸も調整出来るんです。
折登さん ホイールは、第1戦に17インチの大きさを使い、第2戦は16インチの少し小さめのものを使いました。
ラリーは一般道を走るので、道路に穴ぼこがあったり、グレーチング(側溝の蓋)のようなところがあったり、水が流れているようなところ等を走るのですが、段差などでガツーンとしても、衝撃に強いのでラリー中に曲がったり割れたりはないです。ホイールが丈夫だから、タイヤの空気ももれたりしないですし、安心して攻められる強みがあると思います。
折登さん あと、ドライバーとは関係ないのだけれど、タイヤを組む時に、ホイールにタイヤを入れる時がすごく入れやすい!
塗装がちょっと厚めで粘る感じなのかな? メーカーによってはちょっと無理するとコーティングがすぐにはげちゃったりするものもあるから神経を使わなければいけないこともあるのだけど、PIAAのホイールは、塗装がしっかりしているので、あまり気にせずに組めるのがすごくイイと思います^^ レースに出る者にとっては、1回組むだけではなく、何度も組み直すわけだから、これは重要なポイントだと思いますね。
Iさん 私は塗装の専門家じゃないからよくわからないけれど、硬度も硬すぎると傷がつきやすくなるから、適度な硬さが大事ですね。
あと、ホイールは真円、まんまるにするってすごい技術がいるんですよ!
安いホイールは肉眼ではわからないレベルだけれど少し歪んでいる物も多くあります。
だけど、ラリー競技に出るような世界だとちょっとの歪みもバランスに大きく関わってくるので大変なわけ。普通はおもりをつけてバランスをとったりするけれど、それがいかに少なくて済むかが大切です。
Iさん もちろん、タイヤとトータル的に見なくてはいけないけれど、ホイールはほぼ完璧じゃなければいけないわけですよ。
真円を作るっていうことは技術的にとても難しいし、ホイールの材質によっても製造工程は大きく違います。例えば鉄ホイールとアルミホイールではその製造工程においてプレス圧は全く違います。勿論アルミの方が同じ型を作るにしても大きな圧が必要となるわけです。そんなあたりにも価格の差が出てきたりします。
折登さん 同じような素材のホイールなんだけれど、作り方の違うホイールがあって、「晴れている時と雨の時とで使い分けるとタイムが気持ち変わるんだけれど、どうする?」という話もします。作り方が違うだけで気持ち程度柔らかくなり、雨の時に粘りがあるからその方が良いのではないか? とか。やっぱりレース関係で供給している人たちのこだわりってすごいですよ。
うさ 先ほど言っていたホイールのサイズが違うということは、タイヤのサイズも変わるんですよね? タイヤが変わったりすると、セッティングとかいろいろ変わってくるみたいですけれど、そのあたりも少し教えていただけますか?
折登さん 例えば、車のタイヤを少し傾けるとかタイヤのサイズが違うと、タイヤ自体の厚みも変わってくるので、そんなあたりも考えながらセッティングを変えたりするんです。
Iさん タイヤの角度を変えるというのは、ドライバーにとって車がまっすぐ走りやすい方が良いのか曲がりやすい方が良いのかなど、路面状況を含めた上で考慮した事なんですね。意外といろいろなことを考えながらセッティングしているんですよ。普通の一般車だとそこまではあまり考えたり触ったりしないと思いますが、中には見た目だけのパフォーマンスだけで変えている人もいるけれど(笑)。プロ・ドライバーは全て計算して変えているんです。
Iさん 自分に一番合っている靴を履いていく感覚かな…。雨の日か、晴れの日かでも違うし。同じスニーカーでもジョギング用とウォーキング用と履き替えている人もいると思うけれど、同じようにタイヤも用途によって履き替えているということですね。
折登さん 競技の前に、そのコースを下見するのですが、その時に、今回はこういうセッティングでいこう! っておおよそ決めます。本番直前に変える時もあるし、その日の自分の調子も考えて決めています。
Iさん カラオケと一緒(笑)。今日は喉の調子が良いから一つあげて歌っちゃおうかなとか。歌っているうちに調子が出てきたとか、これ歌いやすい、歌いにくいみたいな感じ。
うさ あ、それすごくわかりやすいです!! 結構、繊細な世界なんだなっていうことがわかってきました。
折登さん もちろん、その他の部品も1つ1つがとても大切で、同じように細やかな違いによって使いやすかったり使いづらかったりがあるんだと思います。
私がご協力頂いている各スポンサーさん達もそれぞれに同じようにこだわりがあって、それぞれのメーカーがみんなプロフェッショナルなんです。
そんなスポンサーさん達にたくさんのフォローを頂いて参戦させていただける事はとてもありがたい事だと思います。
うさ 最後に、今年の後半戦に向けての目標を教えてください。
折登さん 昨年まで上位に食い込めることもあったのですが、今の車だとまだ他の人たちと勝負になっていないところも多いので、同じくらいのレベルになりたいと思っています。
うさ ありがとうございました。次回は8月26―28日の「モントレー2016 in 嬬恋」戦ですね。頑張ってください♪
〈2016年今後の出場予定〉
モントレー2016 in 嬬恋(8/25〜28)
第44回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2016(10/14〜16)
新城ラリー2016(11/4〜6)
(取材協力=ラリーテックワークス)
〈関連記事〉
ラリースト・折登文洋さんに「ラリー」のことを教えてもらいました♪
ラリースト 折登文洋さんに訊く 2014年大反省会&2015年に向かって
PIAAの部品など他にも探してみたい方、詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
PIAA公式サイトPIAA CORPORATE
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高齢になるとポカが多くなるので木御漬けます。^^
by katakiyo (2016-08-01 08:11)
こんにちは。
うささんの分かりやすいインタビューもさることながら、写真の腕もしっかり発揮されていて感動的です。とくに走行中の車の流し撮りのみごとなこと!
by sig (2016-08-01 16:00)
あれ、さっきのコメントではアバターが入らなかったのに、↑勝手にはめ込まれてる。
不思議ですね。
by sig (2016-08-01 16:02)
こんばんは。
楽しいインタビューですね。車好きにはたまらないですね。
by としぽ (2016-08-01 23:28)
>katakiyoさん
こんばんは♪
コメントありがとうございます^^
katakiyoさんも運転されていらっしゃるんですか? カメラを持っているとやっぱり車はあった方が良いですよね。まだまだ「高齢」とは遠いところにいらっしゃいますが、本当に高齢になられたら、お気をつけて運転されてくださいね〜♪
by うさ (2016-08-01 23:41)
>sigさん
ありがとうございます^^; 普段はテーブルフォトばかりなので、こんなに大きな物はなかなか撮影したことがなくて大変でした。暑かったし…^^;; 実は「流し撮り」風の写真は、Photoshopでちょっとズル加工しました(正直者ゆえ申告しちゃいます(笑))。チャンスが1度きりだったので、ちょっと緊張したし、集中して頑張りました〜♪
アイコン写真は、ソネブロにログインされていない方用にこちらで設定はしているのですが、なんだか重たくて表示されないこともあるみたいです。
by うさ (2016-08-01 23:42)
>としぽさん
ありがとうございます♪ 実は私は車に乗っていないので(30年くらい前は乗っていたのですが)、最も疎い世界かもしれません^^;; こんな私がインタビューしても、車が好きな方には物足りないのではないかなぁ…と思いつつ、アップしちゃいました。楽しんでいただけると嬉しいです!!
by うさ (2016-08-01 23:42)