先日、オーソドックスな「赤いカーネーション」を母の日のプレゼントにいかがでしょうか？ とご提案しましたが（その時の記事はこちら）、ちょっと違った物を選んでみたい♪ という方用に先月開催された「花とギフトの母の日フェア2012」で見せていただいたいくつかをご紹介していきます♪
●デザイナーさんたちが心をこめて創り上げる世界
日比谷花壇さんには、専属のフラワー・デザイナーさんが常駐しています。それも一人、二人じゃなくって、たっくさん（笑）！！！ 一人一人、それぞれに心をこめて創り上げる世界はとっても独得。個性豊かでありながら、気持ちが伝わってくるお花という共通点もあり…♪
なかでも今回真っ先に目に飛び込んできたのがこちら♪
筧久美子さんがデザインされたネット限定品、「カーネーションの形をした花束『ペタロ・カーネーション ボヌール エテルネ』」！
実は名前を聞いても意味はよくわからなかったのですが＾＾；
調べてみましたよ。「ボヌール（Bonheur）」は「幸福」、「エテルネ（eterne）」は「永遠」という意味らしいです。あと「ペタロ」は「花びら」のこと♪
まずこの色彩感の美しさに心奪われてしまいました。パープル系のグラデーションでまとめられている花束は穏やかで大人っぽくて、高貴で…！！ こういう色のカーネーションもあるんですね。
「ムーンダスト」というんですって。花言葉は「永遠の幸福」。幸せを願う青いお花です！
そして、ラッピングはカーネーションの形になっているんですよ。とっても大きな花束で、持っていただいたら、こんな感じになりました！
この花束についてくるカードもオシャレです＾＾
すご〜くゴージャスで素敵！ こういう花束、女性だったら誰だって憧れてしまいますよね♪ お値段もやっぱりそれなりに…15,750円ということでした（笑）。
●クランツブーケ「オランジュフルール」
こちらはある意味、上の花束と正反対の個性が出ているブーケです。初めて見た時に「あ、可愛いな♪ こういうの好き！」って思ったのと同時に…「何だか鳥の巣みたい？！」なんて発想もあった私です＾＾； デザインされたのは福井崇史さん。イベントにいらしていたので、どんな想いで作られたのか、お話をうかがいました。
“そこまで立派な物は贈れないけれど…” という人のために
作りました。」
ありがたい庶民感覚です（笑）！！ だからといって、決して安っぽくなく、むしろ品があって暖かくってやっぱり素敵♪ どうしてこんなに素敵な花束が作れるのでしょう？
配色もカジュアル・テイストで仕上げています。
無印良品みたいなイメージなんです＾＾* 」
すごくわかりやすいです♪
あくまでも「飾りました！」
という感じじゃなくって、
「ナチュラル」さに
こだわられた素敵な一品♪
お話をうかがっている間、
終始にこやかに対応してくださった
福井さんのお人柄も表われているような花束ですよね。
…そして、気になっていた「鳥の巣」についてもうかがってみました。
「クランツというのは、クリスマス・リースとかにも使われる
「輪」のことです。ワイヤーみたいな役割を果たしています。
ああ、鳥さんたちに集めていただいた物ではなかったんですねぇ。このクランツは、配色のせいかとても自然っぽく小枝を集めているように見えたんですよ＾＾；
これをデザインに取り入れたことには、大きな理由があったそうで…
配送しても形が崩れなかったり、
お花が折れにくくなるようにという安全面も考えて使用しました。」
デザインだけじゃなく、ちゃんと構造上の配慮をされるのは、やはりさすが日比谷花壇さんのデザイナーさんだなという印象を受けました。ラッピングペーパーも英字でオシャレですよね。それでいて素朴な雰囲気だから、花束を渡す時、素直に「お母さん、ありがとう！」って言えそうな気がしちゃいました＾＾*
色違いに「ロゼフルール」というのもあります♪ どちらの色も可愛いですよね。見ているだけで微笑んでしまいます。
●「絆のブーケ」
この日は、福井さんがデモンストレーションで、花束を作ってくださる時間もありました。まず素材になる物がイベントの片隅に並べられているのを見ただけで、もう素敵な花束が出来るのはある程度予感出来ます♪ こういうところにセンスって表れますよね。
そして丁寧に１本１本処理されているのも茎のあたりの新鮮な状態を見て納得です。
この後の福井さんのお話からもそれはよくわかりました。こだわりを持って育てられた良いお花をデザイナーさんが受取り、大切に極力お花に負担をかけない状態を作ってあげたい…そんな真剣勝負のような世界かもしれないな…なんて感じました。
いつもながら、手際よく花束が作られていきます。今回作ってくださったのは、「絆のブーケ」。何やら見たことのない特殊なラッピングの作品です。このラッピングは絆を形にするということで、パイピング・メソッドといって、絆をパイプ、太いパイプになぞらえて創っていかれたのだそうですよ。
「母の日」なので、ちゃんとカーネーションも入っています。このカーネーションも小振りながら、とっても存在感があります＾＾
そして完成したのがこちら！！ まさに抱えきれないほどの花束状態♪
こういうデモンストレーションって、そういえば見たことがない方も今回はたくさんいらっしゃいました。私は日比谷花壇さんのイベントでもう何度か見せていただいているけれど、本当にこれって貴重な体験だと思います♪ 自分も１輪１輪一緒に作っているような…そんな一体感も湧き出てきたりして…♪
●その他の展開
日比谷花壇さんの「母の日」商品は、定番でありながら毎年少しずつ形を変えて登場しているアレンジメントのシリーズもあります。10万人のお母さんが笑顔になったというアレンジメント！ 「リュバンローズ」と「リュバンオレンジ」。今年はやはり「絆」を意識されてのアレンジメントということで、大きなリボンをギュッと結んで母と子の絆が表現されています。（写真にリボンが写っていなくてごめんなさいっっっ！！）花器もリボンがモチーフになったデザインなんですよ♪
リバティ・プリントのアレンジメントも素敵♪ プリントとお花のコーディネートがたまらないです。お洒落なお母さんならきっとそのあたりも気づいてくれそうな気がしますよ。
いろいろ見ていたら、目移りしちゃって毎年大変なんだけれど（笑）、みなさんだったら、どんなお花を選んでみたいですか？
匠たちが競演している素敵な数々。そんな中から選びたくなる理由は…花束やアレンジに心をこめてくださるからこそ！ 私たちの「お母さんへの気持ち」もより伝わりやすくなるんじゃないかな…と思うのです＾＾ とても紹介しきれないほど、この他にも日比谷花壇さんのページには、たくさん揃っています。
ご注文受付期間は５月１０日までです！
詳細はこちらからどうぞ#59098;日比谷花壇【母の日ギフト特集】