「ただいま〜」と家の扉を開けても、夫は夜勤だし、

誰も「おかえり」と答えてくれる人はいない日々。

一人暮らしも長かったし、それはそれで慣れている日常ではあるけれど…。


だけど…その日は少し違っていた。


「ただいま〜」


「おかえりなさ〜い」


えっっっ???

小さな小さな声が聞こえたような気がした。

そして、その声の主を探そうと視界を移動し…


「あっ」っと小さな声にもならないような息を私はもらした。




そうだった^^

あなたたちはまさに呼吸をしているお花たち。

この場所でも心地よく暮らせている?


「ただいま」と再びその愛くるしい姿に声をかけてみた。