な、なんと…!!
眼鏡をかけ忘れて弾き始めていたんですぅぅぅ。
私の視力はここ数年で思いっきり悪くなっており、楽譜のおおよその高低くらいは見えるものの細かな音までは当然見えない(大汗)。
まぁ、でも、これは万が一に備えて眼鏡をはずして練習ということもしていたので、全部覚えている自信はなかったけれど、最後までは辿り着けるだろう…ということはとっさに判断できました。
音楽って一度走り出したら止めるわけにはいかないんですよ。止めてしまうのは超ナンセンス!! 第一関門はなんとか気持ちを立て直すことが出来ました。
最初のページをめくり…。
そして2ページ目が終わって更にページをめくりました。
その時です!!!
ひぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜っっっっっっっっ。
な、なんと相方さん1小節ぶっとばしてくれました。ゆえに全然合わない音が飛び出してきたのです。
私は1音弾いた時にすぐズレていることに気付きましたが、相方さんは気づいていない様子。やっぱりあがっている時って気付かないものなのかもしれません(泣)。
「や、やばいっっっ。」
こうなったら、私がどこかでつじつまを合わせるしかないわけで…。
と2、3音目まで一気に頭の中を考えが巡りました。その間、左手のベース音はすべて消えてしまいましたが…(号泣)。
それでも何とか次の小節にはつじつまを合わせることが出来たのは奇跡とも言える事態だったかもしれません。
そんなわけで心臓がバクバク!! 動揺しまくり!!
そんなこんなでも音楽は何とか続いています。
お願い! もっと私に集中力を…!!
が…
あ〜悪夢だわ…。
だ、だ、誰か〜〜。
なんてことない内声部の音を弾き損ねてしまったのです。ハーモニーが薄くなりつつも、それでも根性でメロディーラインだけは繋ぎました。この内声部は一度外すと途中から入れることはまず無理な箇所なんです…。
…めまいがしてきました…。
なんということでしょう…!!
ここまでボロボロになるとは…。
前代未聞です。とはいえ、一応なんとか最後までは辿り着けたようです。。。
あう〜(雄叫び!)
実は今回、若いお友達(なんと20歳!)のMちゃんが、聴きに来てくださっていたんです。あ〜お友達の前でこんな醜態をさらしてしまった…。情けない…。
と、演奏後はかなり凹んでいました。
まぁ、それでも
「よかったですよ♪」と
Mちゃんはニコニコして、
とっても素敵なお花のアレンジメントをくださったのです#59125;
(単純な私)
ありがとう! Mちゃん#59126;
そんなこんなで大失敗に終わった演奏。
泣きたくなりそうな気持ちを抑え、それでも他の人たちの演奏だけはしっかりと楽しんできましたともさ!
他の方達の演奏はというと…
1組、相方さんがインフルエンザで急遽来られなくなったというデュオがいて、ピンチヒッターでプロのピアニスト加藤真一郎さんが代役を果たすこととなったのでした。彼らの演奏はもしかするとこの日一番上手だったかも…!! と思えるほど驚くほど音楽が溶け合っていましたよ(笑)。
他は後半のプロのデュオはどの人たちのも楽しめました!
「Duo T&M」の「火祭りの踊り」(作曲=ファリャ/アレンジ=豊岡正幸→Duo T&Mの一人)は本当に真に迫ってくるような音楽が紡がれていましたし、即席デュオの加藤真一郎さん&西澤健一さんたちは「連弾」を知っているからこそわかる「笑い」のネタ(?)までも披露し、会場を魅了しました。「Jumelles ちひろ&みちる」の「東風」(作曲=坂本龍一)も双子だけあって驚くほど息がぴったり。
自分らの演奏は反省するところは多々あったけれど、とっても楽しい(&苦しい)時間を過ごしてきました。
とはいえ、前回アップした録画の時よりもほんの少し表情をつけられた部分もあったりしたし、細かなところでは頑張った自分も確かにいた…!と(苦笑)。
相方のゆみちゃんセンセが「私は気持ちよく弾けたわ〜」と言ってくれたので、そんなに気持ちよく弾けたんならいっか〜(ゆみちゃんはプリモ=高音部の人で、だいたいゆみちゃんが気持ちよく弾けるように頑張るのがセコンドの私の役目ゆえ)みたいな気持ちにはなりましたけれどね(笑)。
次回はおそらくまた年末に人前で弾く機会があるはず。次なる曲を今また相方のゆみちゃんセンセと物色中です♪
#59126;ハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」〜ワルツ、ラフマニノフ「鐘」の浅田真央ちゃん応援関連の記事は
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ピアノ連弾練習中☆ハチャトゥリアン『仮面舞踏会』」
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究極のアンサンブルを目指して〜浅田真央ちゃんに期待!」
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