たくさんのアレンジメントが並んでいる中、今回私がぱっと見て「ををを…#59138;」って思ったのがこちら。「幡・INOUE『麻布がま口のセット』」!
まずは生花のアレンジメントに心奪われました♪ なんとも心地よい風がすり抜けていくような…! 爽やかな秋空を思い出すというか、草原に一緒に漂いたくなるというか、そんなイメージが伝わってくるようなアレンジメントに一目惚れしちゃった感ありです^^*
このグリーンのベアグラスの流れるような動きも優しさを感じます♪
しばし、お花に見惚れてから、実はセットものだということを知りまして(笑)。それがまた、とても品がよくて派手過ぎず可愛らしいイメージのがま口だったのですよ。
奈良の「幡(ばん)・INOUE」というブランドの物で、麻布で出来たがま口は、手触りも良いです。
がま口なので、
もちろん口が大きく開きます!
中に入っている物が
見渡せるので、
使いやすそうですよ♪
サイズ的には、ちょうど
「お薬手帳が
入るくらいの大きさ」。
ちょっとしたお出かけのお伴にもちょうどよいサイズですね!
このがま口とのセットになっているアレンジメントをデザインされたのが、日比谷花壇・シニアデザイナーの福井崇史さん。細やかなところまで、イメージをシンクロさせて作り込まれていらっしゃるということがわかりました。
たとえば…
がま口の表の柄は、「牡丹(ぼたん)」なのですが…
アレンジメントには、
お花の雰囲気の似ている
ピンクの「撫子(なでしこ)」を中心に配置しています。
がま口の裏面は、落ち着いた綺麗な黄色…!! ちょっと意外性もありました。
その黄色は、
「オンシジウム」で表現されたそうです。
ちなみに、今回の見せていただいたアレンジメントに入っていたオンシジウムは、「赤い」斑点のような模様がついていないものでした。
(福井さん)
「赤い模様が入っているオンシジウムだと、お正月等の少し大きめなアレンジメントであれば、はっきりとメリハリがついて良いのですが、今回の物はサイズ的にも小さめなので、少し強いイメージになってしまうんです。主役にしたかった撫子をしっかり見てもらえるように、と、少し優しい雰囲気になるこの花材にしました。」
とおっしゃられていました♪
#59128;注意#59128;
花材は、その時々によって(天候なども含め)入荷していないこともあり、今回と100%同じ物ではないこともあるということも付記しておきますね♪ イメージ的にはとっても近いものしか使用されないので、雰囲気が変わってしまうという心配はありませんので、ご安心ください。
その他に入っている花材は、オレンジのカーネーション、スプレーマム(右側の緑と黄色のお花)、ワレモコウ…。
実は日比谷花壇さんのアレンジメントって、もちろん正面があったり、主役の子がいたりするのですが、あまりじっくりと見ないであろうところにまで、とても心くばりがされているんです。今回のこのアレンジにもそういうところがあるんですよ♪
たとえば、全体が写っている上の写真をぱっと見た時におそらく視線がそんなにいかないであろう右側の部分の、グリーンとイエローのスプレーマム(菊)や花器など、ここにも素敵な「こだわり」が潜んでいるのです。
(福井さん)
「全体的に秋のほっこりした
優しいイメージに仕上げたかったので、
器も丸くしたり、
あまりかっちり固い感じにならないように、
グルーピングしながら、
ちょっと奥に入れたり、
飛び出させたり、高さを不揃いにして空気感を意識しました。」
そうそう! このイエローのマムって「モナリザ・イエロー」って言うのだそうです。素敵な秘密は探すとまだまだありそうです♪
今回は、ギフト+お花というセット物をご紹介しましたが、もちろんこの他にもたくさん揃っています。たとえばこんな感じ ↓
写真がうまく撮れなかったので ↑ (うさぎさんにピントが合っていなくて…小さくしか載せられませんでした)、日比谷花壇さんのページでこの可愛さはぜひ、ご確認いただきたいです♪ #59098;
ギフト+お花この他にも順次紹介していく予定です!
#59130;日比谷花壇・シニアデザイナーの福井崇史さんのブログでは、生活の中に植物を取り入れたとっても役に立つ情報がいっぱい! しかも写真がめちゃくちゃ綺麗です。#59098;
タカシのウチ花