●機長席に座ってこちらでは、実際にパイロットになる方のための
訓練用「フライトシミュレーター」を
体験させていただきました。
ドアには機種も書かれております。→
私が体験させていただくのは「B777(トリプルセヴン)」!
中に入ると、お部屋みたいな物が2機。後ろに写っているのは傾いているでしょう? すでに動き始めているからなんですよ♪
もう、ここまでくると心臓がバコバコです(笑)。ホントに飛行機を運転(?)することが出来るの??? 3人ずつに分かれて、私は女性3人チームになりました。そしてトップバッターにっっっ。
今回私たちのサポートをしてくださったのは、小田努さんと、久保田高弘さん。お二人共、とてもにこやかに優しく接してくださって感動☆
機長席に座らせていただき、基本操作を教えていただきます。地上の運転と飛び立つ時は別のハンドル(?)を使います。私は「離陸」の場面ということで、まずは滑走路をゆっくりと運転し始めました。…が、揺れる、揺れるっっっ。カーブが難しいし、右に左にぐにゃぐにゃ曲がるぅ〜〜#59142; ハンドルを動かすのは結構固めだったけれど、だからといって「えいや!」ってやると、とっても繊細に反応するのですよ…#59143; 車の運転は出来るんですけれどっっっ。写真のブレ方でどれだけ揺れていたか想像できますか(笑)?
景色もすごくリアルです。この日は#58943;曇り空の設定でしたが、#58942;晴れはもちろん、#59059;夜景ヴァージョンや、#58946;嵐などのヴァージョンもあるそうです。まるで本物に乗っている気分での飛行。空に飛んでからは、レーダーとにらめっこが続いて、景色どころではありませんでしたが^^; 途中で「自動運転モード」#58978;にしてくださり、ゆっくりと景色も堪能することも出来ました。
東京タワーが見えたり、遠くに筑波山が見えたり、海の景色、埋め立て地の景色…。ああ、本当に旅に出ているみたい…とうっとり気分!
●緊急事態発生!3人がそれぞれ飛行体験を終了した後、今度は機長さんたちがデモンストレーションを行なってくださいました…。
設定としては、「緊急事態発生#59138;」
気圧がどんどん下がり、急降下、何とか着陸まで…と近づいていくのですが、今度は左のエンジンから火災発生! さて私たちは無事に到着することができるのか…?
酸素マスクが降りてきたり、視界は真っ白で頼りになるのは、レーダーだけ。そのレーダーも赤いランプがつきっぱなしになっていたり…。お二人の機長さんの緊迫した会話もすごくリアルで、ホントにドキドキしました。けれど、お二人の息がぴったりというのはすごくわかりました。
無事に生存したまま着陸出来た時には、思わず皆から拍手が!
いや〜〜〜機長さんたち、カッコ良すぎです!
そして、後から、手書きのメッセージまでいただきました。なんて暖かな接待なのでしょう♪ こういう心配りはJALさんの伝統に違いありません!
〈スライド上映でCAさんたちの努力を知る〉●日々の努力があってこそCA(キャビンアテンダント)さんというと、花形職業の代表みたいな感じで、かくいう私も小学生の頃「絶対、将来はスチュワーデスさんになる!」と言っていた時期がございました^^* しかしながら、現実の世界でまず身長が全然足りなくて挫折せざるを得ませんでしたが…今となっては、英語のセンスもなかったし、早い時期にあきらめて良かったのかも…と^^;
スライド上映にて、CAさんのお仕事をいろいろ見せていただきました。知識として身につけなければいけないこと、人と接するからこそ身につけておかなければいけないこと、その身のこなし方の一つ一つに注意が注がれ、難所を乗り越え一人前のCAさんになっていくというのは、テレビドラマを見たりしていて何となくわかっていたけれど…。やっぱり現実的にそうとう過酷です。
例えば…機内で病人、しかも心肺停止状態になってしまった時。普通は「医療行為」と呼ばれることはお医者さんじゃなければやってはいけません。けれど、それを指をくわえてみているだけというのは…ということから、今は「機械」によってわかる部分を大きく取り入れ、心拍数や呼吸の有無などを計り、指示してもらうというシステムを導入されているのだそうです。心臓マッサージをある時は着陸まで5時間も続けられたこともあったのだとか。実際は下の写真のように広い場所を確保出来ず、客室通路という狭いところでそれはそれは大変な思いをして行なわれているそうです。
と、ここで!! 大変! 私たちがスライドを見ていた会場でも心臓が止まってしまった人が…。顔色ももうすでに青ざめているを通り越してドス黒くなっています! さっそく心臓マッサージが始まりました。急遽、私たちも心臓マッサージのお手伝いに参加。実際は、お客様にお手伝いしていただくということはないとのことですが(笑)、これまた貴重な体験をさせていただきました。心臓マッサージって、すごく力がいるのですね。私は生まれて初めての経験でしたよ。
〈まとめ〉今回、5時間に渡る見学会で最初は体力的に持つかしら…と心配だったものの、あっという間に過ぎ去ってしまいましたよ。
そして、何より強く感じたことは、JALのスタッフさんたち、それぞれが自分の領域内で最善の努力をされ、より良い「旅」へと導いてくださっているということ、そして、そのパートが全て繋がっていてこそ成り立ち、とても深い「絆」「連携」を知ったような気がしました。
飛行機が飛び立つということは、これだけの人たちが動くということ!
とてつもなく大きな機体の中で…
整備士さんたちは、無駄な作業は一つもありません。手作業の針金の結びめでさえ、重要な役割を担っているのですから。例えば、お客様からのリクエストの「お酒」。それに応えられるように、日々、様々なことを勉強されたり、私たちがより快適に過ごせるようにと常に学ばれていらっしゃるCAさんたちの努力、どんな時でも沈着冷静に取り組めるように日々、訓練されていらっしゃる機長さんたち…。
「JAL」だからこそのこだわりと、スタッフの方達それぞれの「誇り」が私の心に響いてきました。
JALは、
「定時着 世界第1位!」という輝かしい記録を2年連続で達成されているのだそうです。定時着ということは、余計なCO2を排出されないことなどからも同時に「エコ」にも貢献されているということ。
正直なところ、私は今まで飛行機会社って、あまりこだわっていなかった分野なんですけれど…(笑)。ただ友人の中にはすごくこだわりを持って「JAL」を応援されている人も何人かおりまして、気持ちがわかったような気がしました。
これからは、私も応援したいと思います!
頑張れ! JAL!!
*今回このような素晴らしい体験をさせてくださった
リンクシェアさん、そしてその企画を持ち込まれ、大変な準備があったにも関わらず、私たちに最初から最後まで素敵な笑顔と暖かさをくださったJALのスタッフの方々に心からお礼を申し上げます。
ありがとうございました!
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お得な旅をしたい♪先日作ったスライドショー(機体整備工場見学会の様子)をこちらにもアップしておきます^^