ワインの楽しみ方=自分の心や体の変化を楽しむこと☆グルメスタジオ「FOOVER」(ベルメゾン) [Food & Drink]
グルメスタジオ「FOOVER(フーバー)」さんは、昨年(2017年)11月に大阪にオープン。ちなみに、「FOOVER(フーバー)」とは、FOOD LOVER(食いしん坊)の略。
「FOOVER(フーバー)」さんは、ベルメゾンでおなじみの千趣会さんと、日本で初めてフレッシュのフォアグラやトリュフなどを輸入した西洋料理食材を供給する会社「アルカン」さんとで運営しているスタジオです。
「人気店の料理体験教室」や、美味しい食材やワインなどを、食べ比べたり、飲み比べたりしながら学ぶ「グルメレッスン」など、「グルメ」をテーマにしたオリジナルレッスンが開催されており、今年の秋には、なんと東京進出も期待できるそうです!

そんな「FOOVER」さんの「シニアソムリエ伊藤啓介氏によるワインを飲み比べ学び味わうミニレッスン」が、先日、東京で特別に開催されました!
「ワイン」の試飲をさせていただき、楽しみ方などを教わってきましたよ♪
講師の伊藤さんは、Universite du Vin(ワイン大学)にて初の日本人としてのソムリエ資格を取得された方! 日本ソムリエ協会シニアソムリエ、シャンパーニュ騎士団シュパリエでもあります。

「ワイン学校に行って学ぶ基本と言われていることとはちょっと違ったお話をするので、異端かもしれませんが…。」と、お話を始めてくださった伊藤先生。
「ワインはややこしいイメージを持たれている人も多いかもしれませんね。何か勉強しなきゃとか、知らないと恥ずかしいとか、嫌なプレッシャーがあったり、飲んでも美味しいと思えないけれど、本当に美味しいの?」

「私から言わせると、ワインを飲んでみて美味しければそれで良いと思っているんです。プロは美味しければ良いではすまないけれど、一般の楽しみ方としては、それで十分なんです。」
こんな触りの部分から、私はワクワクな気持ちを隠しきれませんでした(笑)! だって、ワインの名前ってなかなか覚えていられないんですよね^^;
素人なりのワインの楽しみ方、一体このあとどんな展開が待っているのでしょう♪

まずはさっそく試飲の仕方から!
「普通のワイン学校で教わる方法ではなく、最先端の試飲の仕方を教えていきます。」
おおおおおおっ!!!! (っとちょっと周りもどよめきました(笑)。)
「試飲する時によく見かけるのは、鼻のところでグラスをぐるぐる回し、『このワインは、青リンゴの香り、少しハーブの香りもしますね。ターメリックな香りですね』的なものが多いですけれど、これは、ワインをどう分析するかという話なんです。今、このワインがどういう状態で、何年後にどうなるのか? どういう温度で出したらよいのか? どういう料理を合わせると美味しいのか、と分析することで、それはプロの役目。」
「でも、皆さんはその必要はないんですよ! 『このワインを飲んでどう思うか?』が大事なんです!」
「もし、格好よくテイスティングをしたいのであれば、ぐるぐる回す前に普通に香りをかいでから、ちょっと回してもう一度かぐのが今どきの方法です。」

「ワインの香りによって、自分の心や身体が影響を受けるんです。」
「このワインが『どの品種か』じゃなく、『自分の身体がどう変化するのか』、『自分の心がどう変化するのか』ということに、フォーカスして試飲すると面白いと思うんです。自分がこういう気持ちになりたいから、この香りのワインを選びたくなる、そんなワインとの接し方がわかるとワインをより楽しむことができるんです。」
「そのために、何をするか?
自分の体を知るために、自分に集中しなければなりません。」

「まずは姿勢を正して肩を前から後ろにゆっくりと回して…肩を上にあげてストンと落とす。楽な気持ちで、目を閉じて鼻からゆっくりと息を吸って、口からゆっくりと吐く。できれば丹田を意識して。少し繰り返して自分のどこに息が通って、どこから出ていくのか、感じてみてください。」

「自分の身体の状況、心の状態に向き合ってみてください。ちょっと疲れているな、胃が疲れているな、どんな感じですか?」
「そんなリラックスした状態で今度はワインの香りを少し嗅いでみてください。どう感じますか? 自分の体に何か変化はありますか?」
今までそんな風にワインと向き合ったことはありませんでした。そしてワインと向き合うこと=自分の体とも向き合えることだなんて! すごく素敵な向き合い方だと思いました!!
さて、そんなお話から始まり、いよいよ試飲です。
今回は、ベルメゾンネットさんで取り扱われている3本セットのワイン×2種類を試飲させていただきます。



左=【FOOVER厳選】イタリアンレストランで採用されている赤白ワイン3本セット
右=【FOOVER厳選】フレンチレストランで採用されている赤白ワイン3本セット
まずは、それぞれのセットにセレクトされている白ワイン2種を試飲しました。
イタリアワインとフランスワインの白です。

グルラン/シャルドネ(イタリアワイン)
シャンソン/ヴィレ・クレッセ(フランスワイン)
実は深呼吸する前に香りを確認していたのですが、違いとかまるでわからなかったのです^^; ですが、ゆっくりと自分と向き合って香りに集中すると、なんとなく違ったものに感じました。
思いっきり吸うとびっくりするので、ゆっくりと。
そして、ワインを飲んでみるとその違いは歴然! 自分で自分に驚きました。私ったら、違いのわかる女だわ(笑)って。

「口に含むことによって、よりダイレクトに影響するようになります。」
グルランのシャルドネは、イタリアだけれど、スイスのちょっと手前でドイツに近い場所で作られたワイン。ドイツ語とイタリア語が入り混じっている地方のワインだそうです。
スーっとした香り、すっきりとした味、そんな風に感じます。
私は元気が出てくる気がしました。

次にいただいたのが、ヴィレ・クレッセ。フランスのブルゴーニュで作られたワインで、前者のシャルドネが作られている場所と緯度はほぼ同じ。
そんなせいか、2つのワインはすごく似ているみたい。
でも、
「イタリア料理はオリーブオイルを使った料理が多く、ブルゴーニュはバターを多く使った料理が多い。そういう意味で残ってきたワインが少し違ってくる。」
面白〜い!

私は、ヴィレ・クレッセは、シャルドネより太い味(表現が変?!)のように思えました。もしかすると、前者よりも「ソフト」な味と書いた方が伝わるのかもしれませんが自分の中では「太い味」の方がしっくりきます(笑)。
一般的には、酸味の強いワインを飲むと目が醒める、とんがって攻撃的な感じがする、特にフレッシュな酸味は攻撃的な感じがするそうです。
だから例えば午後からも活動する昼間に飲みたい時は、楽しく過ごすために酸味のある白ワインを飲んだ方が心も体も元気がでるからオススメなんですって。わかりやすい理論です! 昼間飲むなら、絶対グルランのシャルドネだなぁと思いました(笑)。

とはいえ、この日は仕事帰りでちょっとお疲れモードだったせいか、私的には、ヴィレ・クレッセの方が合っていたみたい。どちらかというと、こちらの柔らかめなお味の方が好きでした。
身体や心のコンディションでも味は変わるということも教わりました。自分がイライラしている時は、酸味がきつく感じるそうです。これもまた、わかりやすいですね。
続いての赤ワインは、イタリアのワイン2種。
ラ・ヴァレンティーナ/モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
長い名前ですね(笑)。海のそばに位置するワイナリーで作られているそうです。
こちらもフルーティーです! ピリッとする感じは、海のそばだから潮風の影響を受けているの?! 面白いですね。

もうひとつのイタリア・ワインは、
ブランカイア/キャンティ・クラシコ
こちらは山の中で収穫されたぶどうだそうです。キャンティ・クラシコという名前はなんとなく聞いたことがありました。前のワインに比べ、力強い感じを受けました。少し落ち着いた渋みのある香りです。

美味しい(*´艸`) やっぱり、この日はお疲れモードだったようで、酸味の効いているフレッシュなワインより、少し渋みのある方が私には美味しく感じるみたいでした(笑)。
さて、最後はフランスの赤ワイン2種です。
シャトー・ダングレス/グラン・ヴァン・ルージュ
ラングドックというところの地中海に面した産地で、暖かい海の風が吹いてくるところで作られたワインだそうです。

すでに5種類目に突入しているので、やや酔っ払いではあるのですが、自分の気持ちをゆったりと解放してくれるような深い味を感じました。実はこの日、私はこれが一番気に入って購入しちゃいました(*´艸`)
さて、最後の1種です。
シャトー・マルテ/レ・オー・ド・マルテ
こちらも美味しかった! フランスの最大のワインの産地ボルドーのワインです。ボルドーカラーという色の名前もあるくらい有名な産地ですよね。このワインは少し山の奥にあるところ。ボルドー地方のワインは、高いワインも多いけれど、カジュアルなワインもあるそうです。

ちなみに、伊藤先生のお好きなワインは? という質問に、
「いつもお答えしているのは、『私の一番好きなワインは君と一緒に飲むワイン』」だそうです(笑)! これ、使えますね〜。
「ワインって、誰かと楽しく会話をするために飲むのかなと思います。一緒に飲む相手次第だと思います。」と。
ですね! ですね!!!
今回のセミナーでは、
ワインの産地のことを始め、ワインのボトルの形状や、コルク栓、スクリュー栓の違いだったり、作られる行程で使われるステンレス製なども含めた樽のこと、そして日本酒の楽しみ方とワインの楽しみ方のちょっとした違いなどなど、すごくいろいろなことを教えていただきました。どのお話もとても印象深くて、心に残りました^^*

そんな中で、最後に、一番身近なところで、お料理とワインの合わせ方のコツのようなものを共有させていただきますね。
私たちは、ざっくりと、白ワインは魚料理、赤ワインは肉料理なんて感覚を持っていますが、まぁ、これも間違いではないようです。

単純に、赤ワインが肉に合う理由の一つは「渋さがある」から。
肉は赤身が美味しい。脂っこさは、口の中でワインのタンニンという渋さとくっつき、お肉の香りが引き立つことになる。ワインも渋さが剥がれて、美味しくなる。
それで肉と赤ワインが合うと言われているのだそうです。

赤ワインは力強いから、繊細なものを合わせると料理が負けてしまうので、力強い料理が合うというわけです。
ただ、鶏肉、豚肉は違ってくるんですって。
豚肉の場合は、脂も美味しいと思うので、わざわざ赤ワインで潰さなくても良いのでは? ということになり、そうなると白ワインを合わせてみたくなる。
今までそんなこと考えたこともありませんでした(笑)。でも「なるほど!」ですよね。

さて、白ワインがお魚に合うというのは?
繊細な白身のお魚は繊細な白ワインが合う。
ですが、サーモンだと脂が乗ってくるので、ロゼワイン。
そして、カツオ、マグロになると、軽い赤ワインが合うそうです。

これを知って、「!」と思われた方、素晴らしい!!
簡単に言ってしまうと、「色を合わせる」ことなんですって!
同じ赤ワインでも、軽やかな色、濃い赤ワイン、オレンジがかった色の赤ワイン、牛肉は濃い赤ワイン、カモはそんなに濃くない赤が合う。
白ワインでも透明に近いものから、黄色っぽいものまであります。

チーズなども良い例になるみたいです。ヨーグルトみたいな白いチーズ(モッツァレラチーズ)があったけれど、それは白ワインが合いそうとかわかってくる。

チーズにも色々な種類があるので、フレッシュチーズは、薄い繊細な白ワイン。
ハードタイプのチーズは色が濃い=少し濃い白ワイン、ウォッシュタイプのチーズは黄色いから、濃い白ワイン。赤でも合います。
選び方もなんとなくわかってきますね!!
そして選ぶのが「よくわからないなぁ」から、「試しにこれを選んでみたいな」に変わってきそうです。
ワインの名前だけ見てもわからない時は多分「この白ワインは薄い白ですか? 黄色っぽい白ですか?」なんて聞いてみても良さそう(笑)。
そんな楽しさも感じながら、ワインと接するのは今までよりずっと美味しく感じられそうです。

こんなに楽しいレッスンを受けさせていただけて本当に感謝! FOOVERさんが東京に進出されたら、何かまた単発のレッスンを受けてみたいなと思いました。
そして! FOOVERさんの商品がベルメゾンさんで購入できます!
すでに「お肉に合うワイン」とか「チーズと一緒に飲みたいワイン」とか、厳選されたものがセット販売になっているので、こちらもぜひみなさまにオススメしたいです!

ワインを飲みたくなられた方は、FOOVERさんのオススメされているセットで探してみてくださいね。
ベルメゾンでFOOVER厳選のワインを見つける



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「FOOVER(フーバー)」さんは、ベルメゾンでおなじみの千趣会さんと、日本で初めてフレッシュのフォアグラやトリュフなどを輸入した西洋料理食材を供給する会社「アルカン」さんとで運営しているスタジオです。
「人気店の料理体験教室」や、美味しい食材やワインなどを、食べ比べたり、飲み比べたりしながら学ぶ「グルメレッスン」など、「グルメ」をテーマにしたオリジナルレッスンが開催されており、今年の秋には、なんと東京進出も期待できるそうです!

そんな「FOOVER」さんの「シニアソムリエ伊藤啓介氏によるワインを飲み比べ学び味わうミニレッスン」が、先日、東京で特別に開催されました!
「ワイン」の試飲をさせていただき、楽しみ方などを教わってきましたよ♪
講師の伊藤さんは、Universite du Vin(ワイン大学)にて初の日本人としてのソムリエ資格を取得された方! 日本ソムリエ協会シニアソムリエ、シャンパーニュ騎士団シュパリエでもあります。

「ワイン学校に行って学ぶ基本と言われていることとはちょっと違ったお話をするので、異端かもしれませんが…。」と、お話を始めてくださった伊藤先生。
「ワインはややこしいイメージを持たれている人も多いかもしれませんね。何か勉強しなきゃとか、知らないと恥ずかしいとか、嫌なプレッシャーがあったり、飲んでも美味しいと思えないけれど、本当に美味しいの?」

「私から言わせると、ワインを飲んでみて美味しければそれで良いと思っているんです。プロは美味しければ良いではすまないけれど、一般の楽しみ方としては、それで十分なんです。」
こんな触りの部分から、私はワクワクな気持ちを隠しきれませんでした(笑)! だって、ワインの名前ってなかなか覚えていられないんですよね^^;
素人なりのワインの楽しみ方、一体このあとどんな展開が待っているのでしょう♪

まずはさっそく試飲の仕方から!
「普通のワイン学校で教わる方法ではなく、最先端の試飲の仕方を教えていきます。」
おおおおおおっ!!!! (っとちょっと周りもどよめきました(笑)。)
「試飲する時によく見かけるのは、鼻のところでグラスをぐるぐる回し、『このワインは、青リンゴの香り、少しハーブの香りもしますね。ターメリックな香りですね』的なものが多いですけれど、これは、ワインをどう分析するかという話なんです。今、このワインがどういう状態で、何年後にどうなるのか? どういう温度で出したらよいのか? どういう料理を合わせると美味しいのか、と分析することで、それはプロの役目。」
「でも、皆さんはその必要はないんですよ! 『このワインを飲んでどう思うか?』が大事なんです!」
「もし、格好よくテイスティングをしたいのであれば、ぐるぐる回す前に普通に香りをかいでから、ちょっと回してもう一度かぐのが今どきの方法です。」

「ワインの香りによって、自分の心や身体が影響を受けるんです。」
「このワインが『どの品種か』じゃなく、『自分の身体がどう変化するのか』、『自分の心がどう変化するのか』ということに、フォーカスして試飲すると面白いと思うんです。自分がこういう気持ちになりたいから、この香りのワインを選びたくなる、そんなワインとの接し方がわかるとワインをより楽しむことができるんです。」
「そのために、何をするか?
自分の体を知るために、自分に集中しなければなりません。」

「まずは姿勢を正して肩を前から後ろにゆっくりと回して…肩を上にあげてストンと落とす。楽な気持ちで、目を閉じて鼻からゆっくりと息を吸って、口からゆっくりと吐く。できれば丹田を意識して。少し繰り返して自分のどこに息が通って、どこから出ていくのか、感じてみてください。」

「自分の身体の状況、心の状態に向き合ってみてください。ちょっと疲れているな、胃が疲れているな、どんな感じですか?」
「そんなリラックスした状態で今度はワインの香りを少し嗅いでみてください。どう感じますか? 自分の体に何か変化はありますか?」
今までそんな風にワインと向き合ったことはありませんでした。そしてワインと向き合うこと=自分の体とも向き合えることだなんて! すごく素敵な向き合い方だと思いました!!
さて、そんなお話から始まり、いよいよ試飲です。
今回は、ベルメゾンネットさんで取り扱われている3本セットのワイン×2種類を試飲させていただきます。


左=【FOOVER厳選】イタリアンレストランで採用されている赤白ワイン3本セット
右=【FOOVER厳選】フレンチレストランで採用されている赤白ワイン3本セット
まずは、それぞれのセットにセレクトされている白ワイン2種を試飲しました。
イタリアワインとフランスワインの白です。

![[るんるん]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/146.gif)
![[るんるん]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/146.gif)
実は深呼吸する前に香りを確認していたのですが、違いとかまるでわからなかったのです^^; ですが、ゆっくりと自分と向き合って香りに集中すると、なんとなく違ったものに感じました。
思いっきり吸うとびっくりするので、ゆっくりと。
そして、ワインを飲んでみるとその違いは歴然! 自分で自分に驚きました。私ったら、違いのわかる女だわ(笑)って。

「口に含むことによって、よりダイレクトに影響するようになります。」
グルランのシャルドネは、イタリアだけれど、スイスのちょっと手前でドイツに近い場所で作られたワイン。ドイツ語とイタリア語が入り混じっている地方のワインだそうです。
スーっとした香り、すっきりとした味、そんな風に感じます。
私は元気が出てくる気がしました。

次にいただいたのが、ヴィレ・クレッセ。フランスのブルゴーニュで作られたワインで、前者のシャルドネが作られている場所と緯度はほぼ同じ。
そんなせいか、2つのワインはすごく似ているみたい。
でも、
「イタリア料理はオリーブオイルを使った料理が多く、ブルゴーニュはバターを多く使った料理が多い。そういう意味で残ってきたワインが少し違ってくる。」
面白〜い!

私は、ヴィレ・クレッセは、シャルドネより太い味(表現が変?!)のように思えました。もしかすると、前者よりも「ソフト」な味と書いた方が伝わるのかもしれませんが自分の中では「太い味」の方がしっくりきます(笑)。
一般的には、酸味の強いワインを飲むと目が醒める、とんがって攻撃的な感じがする、特にフレッシュな酸味は攻撃的な感じがするそうです。
だから例えば午後からも活動する昼間に飲みたい時は、楽しく過ごすために酸味のある白ワインを飲んだ方が心も体も元気がでるからオススメなんですって。わかりやすい理論です! 昼間飲むなら、絶対グルランのシャルドネだなぁと思いました(笑)。

とはいえ、この日は仕事帰りでちょっとお疲れモードだったせいか、私的には、ヴィレ・クレッセの方が合っていたみたい。どちらかというと、こちらの柔らかめなお味の方が好きでした。
身体や心のコンディションでも味は変わるということも教わりました。自分がイライラしている時は、酸味がきつく感じるそうです。これもまた、わかりやすいですね。
続いての赤ワインは、イタリアのワイン2種。
![[るんるん]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/146.gif)
長い名前ですね(笑)。海のそばに位置するワイナリーで作られているそうです。
こちらもフルーティーです! ピリッとする感じは、海のそばだから潮風の影響を受けているの?! 面白いですね。

もうひとつのイタリア・ワインは、
![[るんるん]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/146.gif)
こちらは山の中で収穫されたぶどうだそうです。キャンティ・クラシコという名前はなんとなく聞いたことがありました。前のワインに比べ、力強い感じを受けました。少し落ち着いた渋みのある香りです。

美味しい(*´艸`) やっぱり、この日はお疲れモードだったようで、酸味の効いているフレッシュなワインより、少し渋みのある方が私には美味しく感じるみたいでした(笑)。
さて、最後はフランスの赤ワイン2種です。
![[るんるん]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/146.gif)
ラングドックというところの地中海に面した産地で、暖かい海の風が吹いてくるところで作られたワインだそうです。

すでに5種類目に突入しているので、やや酔っ払いではあるのですが、自分の気持ちをゆったりと解放してくれるような深い味を感じました。実はこの日、私はこれが一番気に入って購入しちゃいました(*´艸`)
さて、最後の1種です。
![[るんるん]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/146.gif)
こちらも美味しかった! フランスの最大のワインの産地ボルドーのワインです。ボルドーカラーという色の名前もあるくらい有名な産地ですよね。このワインは少し山の奥にあるところ。ボルドー地方のワインは、高いワインも多いけれど、カジュアルなワインもあるそうです。

ちなみに、伊藤先生のお好きなワインは? という質問に、
「いつもお答えしているのは、『私の一番好きなワインは君と一緒に飲むワイン』」だそうです(笑)! これ、使えますね〜。
「ワインって、誰かと楽しく会話をするために飲むのかなと思います。一緒に飲む相手次第だと思います。」と。
ですね! ですね!!!
今回のセミナーでは、
ワインの産地のことを始め、ワインのボトルの形状や、コルク栓、スクリュー栓の違いだったり、作られる行程で使われるステンレス製なども含めた樽のこと、そして日本酒の楽しみ方とワインの楽しみ方のちょっとした違いなどなど、すごくいろいろなことを教えていただきました。どのお話もとても印象深くて、心に残りました^^*

そんな中で、最後に、一番身近なところで、お料理とワインの合わせ方のコツのようなものを共有させていただきますね。
私たちは、ざっくりと、白ワインは魚料理、赤ワインは肉料理なんて感覚を持っていますが、まぁ、これも間違いではないようです。

単純に、赤ワインが肉に合う理由の一つは「渋さがある」から。
肉は赤身が美味しい。脂っこさは、口の中でワインのタンニンという渋さとくっつき、お肉の香りが引き立つことになる。ワインも渋さが剥がれて、美味しくなる。
それで肉と赤ワインが合うと言われているのだそうです。

赤ワインは力強いから、繊細なものを合わせると料理が負けてしまうので、力強い料理が合うというわけです。
ただ、鶏肉、豚肉は違ってくるんですって。
豚肉の場合は、脂も美味しいと思うので、わざわざ赤ワインで潰さなくても良いのでは? ということになり、そうなると白ワインを合わせてみたくなる。
今までそんなこと考えたこともありませんでした(笑)。でも「なるほど!」ですよね。

さて、白ワインがお魚に合うというのは?
繊細な白身のお魚は繊細な白ワインが合う。
ですが、サーモンだと脂が乗ってくるので、ロゼワイン。
そして、カツオ、マグロになると、軽い赤ワインが合うそうです。

これを知って、「!」と思われた方、素晴らしい!!
簡単に言ってしまうと、「色を合わせる」ことなんですって!
同じ赤ワインでも、軽やかな色、濃い赤ワイン、オレンジがかった色の赤ワイン、牛肉は濃い赤ワイン、カモはそんなに濃くない赤が合う。
白ワインでも透明に近いものから、黄色っぽいものまであります。

チーズなども良い例になるみたいです。ヨーグルトみたいな白いチーズ(モッツァレラチーズ)があったけれど、それは白ワインが合いそうとかわかってくる。

チーズにも色々な種類があるので、フレッシュチーズは、薄い繊細な白ワイン。
ハードタイプのチーズは色が濃い=少し濃い白ワイン、ウォッシュタイプのチーズは黄色いから、濃い白ワイン。赤でも合います。
選び方もなんとなくわかってきますね!!
そして選ぶのが「よくわからないなぁ」から、「試しにこれを選んでみたいな」に変わってきそうです。
ワインの名前だけ見てもわからない時は多分「この白ワインは薄い白ですか? 黄色っぽい白ですか?」なんて聞いてみても良さそう(笑)。
そんな楽しさも感じながら、ワインと接するのは今までよりずっと美味しく感じられそうです。

こんなに楽しいレッスンを受けさせていただけて本当に感謝! FOOVERさんが東京に進出されたら、何かまた単発のレッスンを受けてみたいなと思いました。
そして! FOOVERさんの商品がベルメゾンさんで購入できます!
すでに「お肉に合うワイン」とか「チーズと一緒に飲みたいワイン」とか、厳選されたものがセット販売になっているので、こちらもぜひみなさまにオススメしたいです!

ワインを飲みたくなられた方は、FOOVERさんのオススメされているセットで探してみてくださいね。
![[次項有]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/117.gif)

大阪北部地震で被災された方々には謹んでお見舞い申し上げます。
幸いなことに、FOOVERさんの店舗の被害などはなかったとのことで、レッスンも通常通り行われているそうです。
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数々の写真たちはうささんが撮っとるんよね?
すんばらすぃ~よ~٩(๑´0`๑)۶
レポート、レビューもワンダフォー!
リキュールやVSOPとかもよぅ飲みよったけど
もぅアルコールは一切入れられんようになっちまっただよ。。
ワインも然り!
残念!!
by suzu* (2018-06-28 10:39)
>suzu*さん
わーいヽ(´▽`)ノ
写真褒めてくださり、ありがとうございます^^*
だけど、被写体がよかったんです〜〜(笑)。
というか、やはり注ぎ方、ボトルの持ち方、すごく美しいなぁって
セミナーの最後の方で気づき、そのあたりを生かした写真を撮れなかったことに
悔いが残っています^^;;
次があれば、もう少し良い写真が撮れそうな予感はしています(笑)。←本当か?!
suzu*さんはアルコール一旦卒業されたのですね。
私も薬の関係で飲めない時期とか増えてきたけれど、
楽しめる時は思い切り楽しみたいなというスタンスという感じです。
by うさ (2018-06-28 23:58)