御徒町(おかちまち)の真珠卸屋さん聖和堂さんに伺いました☆真珠(パール)のネックレスやイヤリングを買いたい人はここがポイント♪ [ファッション系]
真珠のネックレスって、冠婚葬祭には、必須だから皆さんはすでにお持ちかもしれませんね。実は私、かれこれ10年以上前のことですが、空巣に入られ真珠のネックレスとイヤリングのセットを盗まれてしまいまして…。パールって好きなのですけれど、なかなか購入できないまま時が経ってしまいました。
やっぱりないと困ることが多いのです。だから買わなきゃ…ってずっと思っていたものの、いざとなると「真珠」のことって意外と知らなくて、どういう基準で選んだらいいの…? って…。
今年のリンクシェア・ジャパン フェア2015に、「御徒町(おかちまち)の真珠卸屋さん 聖和堂」さんが出展されるということを事前に知り、これは…!! と思って、今まで知らなかった真珠のことをいろいろお伺いしてきましたヽ(´▽`)/
うさ
真珠を購入したいと思っているのですが、全くの素人なので、何を基準に選べば良いのかが今ひとつわかりません。真珠の良し悪しとか価格に見合ったものとか…何か私たちにもわかるような基準ってありますか?
御徒町(おかちまち)の真珠卸屋さん聖和堂のHさん
一般的な真珠のネックレスやイヤリングは、「あこや真珠」という真珠を使っています。弊社で扱っている真珠には、鑑別書がついていて、第三者のしっかりとした検査規格を通ったものを扱っています。大きさ、種類、真珠のまき厚(どれくらいまかれているのか)など、しっかり検査されているので、安心して購入していただくことが出来ます。
いきなりお話の腰をおってしまって申し訳ないのですが、「まきあつ」…って、よくわからないので、もう少し教えていただけますか?
はい^^ 真珠は、貝の中からポンと出てくるのではなく、真珠の貝にピース核というものを入れて、貝が生殖活動をすることによって、その核に真珠の層がまかれていくんです。
生きている貝に入れることによって、真珠層が徐々にまかれていき、半年以上かけてまかれたものが、一般的な真珠の生成になります。その「まき」が、どれだけ、どういう状態でまかれているのか? というのが、「まき厚」という言葉で表現され、検査の時に調べられるということなんです。
そうなんですか。何となくイメージが出来ました。そういえば、真珠ってどんな風に出来るのか考えたことがなかったです^^;
例えばダイヤモンドは基準があるので、比較的簡単に評価や値段がつけられるのですが、真珠にはそういう基準がないんです。だから、真珠の
「てり」=どれだけ輝いているか。
「形」=丸に近いほど高くなる。
そしていかにキズがないか。
生き物なので、どうしてもキズがついてしまうのですが、どれだけキズがないかということが評価に関わるんです。
なるほど。同じ商品が並んでいたら、より輝いて見える方を選べば良い感じでしょうか。
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ところで、聖和堂さんの ↑ この真珠のネックレスは、とても「てり」(さっそく使ってみました(笑))があって、綺麗に見えるのですが、4万円前後(真珠は「時価」なのでこのクラスにもその時々によりお値段の幅があります。)というお値段がついていてちょっと驚きました。お安くないですか? ここまで綺麗な真珠だと、10万円を超えるようなイメージがあるのですけれど…。
私もこの業界に入るまでは「真珠は高い」というイメージを持っていました(笑)。今、ここに展示している商品は、実は一番の売れ筋なんです。おそらく、百貨店に行くともう少し高くて0が増えてしまう場合もあるかもしれませんね。
聖和堂さんがここまでお安くできるのは、どうしてなのでしょう?
一般的には、生産者から売場までいくつか業者を通すことになります。ただ、弊社の場合は、生産者さんからほぼダイレクトなので、マージンが生じない分、お客様にお安くご提供できるというシステムなんです。
同じ物でも少しでもお安く購入できることは庶民にとって嬉しい限りです^^ もう少し高めの20万円というお値段がついている「無調色オーロラ花珠 真珠ネックレス」というのもあるのですね。この値段の差は先ほどご説明いただいた「巻き」などがしっかりしているからということなんですか? ↓
価格の差は、テリ感・巻き・キズ・連組・形の違いになります。「無調色オーロラ花珠 真珠ネックレス」は上記の検査基準を全てクリアした真珠になります。
一般的にアコヤ真珠の養殖期間は1年になります。20万円の商品は「越もの」と言いまして更に1年養殖した真珠になります。長く養殖することによって「まき」がどんどん厚くなるんです。
ただ、長く養殖すると、巻きキズが出来たり貝が途中で死んでしまう確率も高くなるんですよ。死んでしまうと、当然真珠もダメになってしまいます。そんなリスクを伴った真珠は、稀少価値が高く、お値段も高くなるということなんです。
真珠って、実は微妙に色が違っていますよね?
アコヤ真珠には、調色真珠と無調色真珠があります。アコヤ真珠の90%が色の調整を行っている調色真珠になります。
真珠は、人の肌の色の違いと同じ様にホワイト・クリーム・グレー・ブルーと様々な色で生まれます。その真珠を、ネックレス等にしますとマダラな色合いになりますよね。その為、調色という色の調整が必要になります。
色の調整とは、真珠の層の中に赤色の色素を入れて色を馴染ませます。
一般的に販売されている真珠のほとんどがピンク系なのは色の調整を行っている為です。
20万円の商品は無調色真珠になります。色の調整を行わずに真珠本来の色合いを大切にした真珠です。ホワイトカラーでとても綺麗な色合いです。
色の調整を行いますと、若干透明感が失われますが、無調色真珠は、透き通る様な透明感も特徴になります。
(この画像は聖和堂様より許可をいただき掲載しております。)
そして、こちら ↓ はまた別の種類なのですが、黒っぽいのが黒蝶(くろちょう)真珠(タヒチパールとも呼ばれている)、黄色っぽいのが、白蝶(しろちょう)真珠になります。
白蝶真珠の中でも白い物やゴールドの物があるのですが、一般的に、貝のリップと呼ばれているヘリの色によって、真珠の色が決まってくるんです。
えええええっっっっ?! そうなんですか?
人が一人一人みな違うように、貝もまた色素とか一つ一つ違うんですね。そう考えると、貝にも個性があって、そんな真珠との巡り会いってドラマティックな気がします^^*
日本人に一番好まれているのが、アコヤ真珠なのですが、この39,800円(時価となります)のアコヤ真珠はフォーマルなネックレスなので、冠婚葬祭で探しているお客様が選ばれている商品です。イヤリングとともに、金具部分は、14金を使っています。K14。
え? これ、色がシルバーっぽいのですけれど…? シルバーじゃないんですか?
シルバーじゃないんです。ホワイトゴールドというのを使っているんです。
ホワイトゴールドというのもあるのですね。14金は、肌に優しいと聞いたことがあるのですが…?
確かにシルバーよりは、14金の方が優しいですね。これはイヤリングですが、ピアスでも出来ます。
こちら ↑ は、チェーンを使ってセンターに1粒だけパールをあしらったもの。弊社ではスルーパールネックレスと呼んでいます。
カジュアルな印象なので、つけやすく、20代〜30代のお客様に多くご支持いただいております。そして女性だけではなく、男性からも人気がある商品なんです。
えっ?! 男性が購入されるのですか?
プレゼント用に購入される方が多いんですよ。
なるほど。お値段的にも手が届きやすいですね。
チェーン部分は、18金ゴールドを使っており、イエローゴールドとホワイトゴールドから選ぶことが出来ます。
どちらも綺麗で、楽天ジュエリー大賞2年連続受賞(真珠部門)をされたものというのも頷けますね。雰囲気がそれぞれ違うので迷ってしまいそうですが、どちらがオススメですか?
お客様の好みかと思いますが、つけた時の印象は、イエローゴールドの方が色が出る分、華やかになりますね。よりさり気なくつけたい方はホワイトゴールドをお選びになります。
ここまでお話をうかがって、もう真珠が欲しくてたまらなくなってしまった私(笑)。だけど、気になることが一つあります!
それは…
真珠は汗に弱いとか、変色しやすいと聞いたことがあるのですが…?
真珠はカルシウムとたんぱく質が木材の年輪の様に何千層にもなっているんですよ。カルシウムの層をたんぱく質がつないでいる感じです。
レンガで壁を作った時、レンガとレンガをつなぎ合わせるのに接着剤が必要になりますね。
レンガがカルシウム、接着剤がタンパク質のイメージですね。
汗は酸ですので、汗が真珠の中に浸透すると、カルシウムを溶かしてしまい、真珠層が破壊されます。そうしますと、真珠の色が変化してしまったり粉をふいたりします。(劣化)
(この写真のブレスレットは、現在、扱われていません。似たようなタイプのオーダー品は可能とのことです。―2017年2月追記)
人のお肌も、お化粧をしたまま寝てしまったり紫外線にあたってしまうとシミやくすみが起こりますよね。それと一緒です。
お手入れさえすれば真珠層が破壊される事もありません。使った後は柔らかい布で優しく拭いてあげる程度で良いので、難しくはないですよね? 眼鏡ふきのような柔らかい布がベストです。
なるほど! すごくわかりやすいです。お化粧を落とさずに寝てしまうと…お肌がボロボロになりますからね(笑)。使用後に優しく拭いてあげる程度の手間で良いのなら、私でも出来そうです。その他にも保管上の注意などありますか?
しまう場所ですが、タンスなどに、防虫剤や、湿気取りなどを入れている家庭が多いと思いますが、これらもやはりカルシウムが溶けてしまうので、よくありません。
聖和堂では、真珠の中に美容液の様な物を浸透させるマイクロパーマネント加工もやっています。真珠の最大の悩み劣化に打ち勝つ加工方法です。
その他にも、パールキーパーという箱もご用意しております。パールキーパーは、湿度を調整してくれる機能を持っているものです。 ↓
一生のうちで何回も買うものではないと思うので、しっかり保管してあげた方が良いのではないかと思います。真珠を拭く柔らかい布などもセットされた物もあります。
↓
そうですね。一生ものと言っても過言ではないと思いますので、それを考えるとこういう保管場所があると安心して、より大切に使っていきたくなりますね。
たくさんのことを教えていただき、ありがとうございました。
取材させていただき、真珠のことが以前よりも身近になったような気がしました。やっぱり欲しいなぁ^^* 購入計画を立ててみようかと思います♪
もっと真珠のことを知りたくなった方、真珠の購入を考えていらっしゃる方はこちらからどうぞおかち御徒町の真珠卸屋さん聖和堂
余談ですが…
聖和堂のH様と名刺の交換をさせていただき(これは、裏面です。表は出せません(笑))、すごく素敵なお名刺だったので今回のインタビューのアイコンにさせていただきました。真珠の大きさが何ミリとわかるように抜かれているんです♪ 真珠に対する「愛」を感じる会社だなぁなんて思ってしまいました^^*
以下カーテンコールです♪(この記事でご紹介した商品へのリンク)
パールのセットは、卒業式、入学式、結婚式、お葬式、様々な場面で使うことが出来ます。大切な節目のお式にも充分通用する8ミリー8.5ミリのセットはやはりオススメです!
もう少し小さめのサイズはこちら
【送料無料】アコヤ真珠 パールネックレス 耳飾りセット 7.5-8mm パールネックレス 真珠ネックレス アコヤ真珠 結婚式 冠婚葬祭 プレゼント 誕生日 母の日 あす楽 卒業式 入学式 入園式 卒園式 卒入学 卒入園 真珠の大きさ
真珠の色にこだわりたい方は、オーロラパールを ↓
別売になりますが、留め具にも少しヴァリエーションがあるようです。リンクを貼っておきますね。金具
〈関連記事〉
1粒がとても可憐な「K18アコヤ真珠スルーパールネックレス」の記事はこちら
御徒町の真珠卸屋さん聖和堂発☆アコヤ真珠の1粒ネックレスはクリスマス・プレゼントにもお薦め!
クラシック音楽サイトに番外編として、バロック音楽のバロックは「歪んだ真珠」を書いています。
興味のある方はどうぞ^^
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今年のリンクシェア・ジャパン フェア2015に、「御徒町(おかちまち)の真珠卸屋さん 聖和堂」さんが出展されるということを事前に知り、これは…!! と思って、今まで知らなかった真珠のことをいろいろお伺いしてきましたヽ(´▽`)/
うさ
真珠を購入したいと思っているのですが、全くの素人なので、何を基準に選べば良いのかが今ひとつわかりません。真珠の良し悪しとか価格に見合ったものとか…何か私たちにもわかるような基準ってありますか?
御徒町(おかちまち)の真珠卸屋さん聖和堂のHさん
一般的な真珠のネックレスやイヤリングは、「あこや真珠」という真珠を使っています。弊社で扱っている真珠には、鑑別書がついていて、第三者のしっかりとした検査規格を通ったものを扱っています。大きさ、種類、真珠のまき厚(どれくらいまかれているのか)など、しっかり検査されているので、安心して購入していただくことが出来ます。
いきなりお話の腰をおってしまって申し訳ないのですが、「まきあつ」…って、よくわからないので、もう少し教えていただけますか?
はい^^ 真珠は、貝の中からポンと出てくるのではなく、真珠の貝にピース核というものを入れて、貝が生殖活動をすることによって、その核に真珠の層がまかれていくんです。
生きている貝に入れることによって、真珠層が徐々にまかれていき、半年以上かけてまかれたものが、一般的な真珠の生成になります。その「まき」が、どれだけ、どういう状態でまかれているのか? というのが、「まき厚」という言葉で表現され、検査の時に調べられるということなんです。
そうなんですか。何となくイメージが出来ました。そういえば、真珠ってどんな風に出来るのか考えたことがなかったです^^;
例えばダイヤモンドは基準があるので、比較的簡単に評価や値段がつけられるのですが、真珠にはそういう基準がないんです。だから、真珠の
「てり」=どれだけ輝いているか。
「形」=丸に近いほど高くなる。
そしていかにキズがないか。
生き物なので、どうしてもキズがついてしまうのですが、どれだけキズがないかということが評価に関わるんです。
なるほど。同じ商品が並んでいたら、より輝いて見える方を選べば良い感じでしょうか。
ところで、聖和堂さんの ↑ この真珠のネックレスは、とても「てり」(さっそく使ってみました(笑))があって、綺麗に見えるのですが、4万円前後(真珠は「時価」なのでこのクラスにもその時々によりお値段の幅があります。)というお値段がついていてちょっと驚きました。お安くないですか? ここまで綺麗な真珠だと、10万円を超えるようなイメージがあるのですけれど…。
私もこの業界に入るまでは「真珠は高い」というイメージを持っていました(笑)。今、ここに展示している商品は、実は一番の売れ筋なんです。おそらく、百貨店に行くともう少し高くて0が増えてしまう場合もあるかもしれませんね。
聖和堂さんがここまでお安くできるのは、どうしてなのでしょう?
一般的には、生産者から売場までいくつか業者を通すことになります。ただ、弊社の場合は、生産者さんからほぼダイレクトなので、マージンが生じない分、お客様にお安くご提供できるというシステムなんです。
同じ物でも少しでもお安く購入できることは庶民にとって嬉しい限りです^^ もう少し高めの20万円というお値段がついている「無調色オーロラ花珠 真珠ネックレス」というのもあるのですね。この値段の差は先ほどご説明いただいた「巻き」などがしっかりしているからということなんですか? ↓
価格の差は、テリ感・巻き・キズ・連組・形の違いになります。「無調色オーロラ花珠 真珠ネックレス」は上記の検査基準を全てクリアした真珠になります。
一般的にアコヤ真珠の養殖期間は1年になります。20万円の商品は「越もの」と言いまして更に1年養殖した真珠になります。長く養殖することによって「まき」がどんどん厚くなるんです。
ただ、長く養殖すると、巻きキズが出来たり貝が途中で死んでしまう確率も高くなるんですよ。死んでしまうと、当然真珠もダメになってしまいます。そんなリスクを伴った真珠は、稀少価値が高く、お値段も高くなるということなんです。
真珠って、実は微妙に色が違っていますよね?
アコヤ真珠には、調色真珠と無調色真珠があります。アコヤ真珠の90%が色の調整を行っている調色真珠になります。
真珠は、人の肌の色の違いと同じ様にホワイト・クリーム・グレー・ブルーと様々な色で生まれます。その真珠を、ネックレス等にしますとマダラな色合いになりますよね。その為、調色という色の調整が必要になります。
色の調整とは、真珠の層の中に赤色の色素を入れて色を馴染ませます。
一般的に販売されている真珠のほとんどがピンク系なのは色の調整を行っている為です。
20万円の商品は無調色真珠になります。色の調整を行わずに真珠本来の色合いを大切にした真珠です。ホワイトカラーでとても綺麗な色合いです。
色の調整を行いますと、若干透明感が失われますが、無調色真珠は、透き通る様な透明感も特徴になります。
(この画像は聖和堂様より許可をいただき掲載しております。)
そして、こちら ↓ はまた別の種類なのですが、黒っぽいのが黒蝶(くろちょう)真珠(タヒチパールとも呼ばれている)、黄色っぽいのが、白蝶(しろちょう)真珠になります。
白蝶真珠の中でも白い物やゴールドの物があるのですが、一般的に、貝のリップと呼ばれているヘリの色によって、真珠の色が決まってくるんです。
えええええっっっっ?! そうなんですか?
人が一人一人みな違うように、貝もまた色素とか一つ一つ違うんですね。そう考えると、貝にも個性があって、そんな真珠との巡り会いってドラマティックな気がします^^*
日本人に一番好まれているのが、アコヤ真珠なのですが、この39,800円(時価となります)のアコヤ真珠はフォーマルなネックレスなので、冠婚葬祭で探しているお客様が選ばれている商品です。イヤリングとともに、金具部分は、14金を使っています。K14。
え? これ、色がシルバーっぽいのですけれど…? シルバーじゃないんですか?
シルバーじゃないんです。ホワイトゴールドというのを使っているんです。
ホワイトゴールドというのもあるのですね。14金は、肌に優しいと聞いたことがあるのですが…?
確かにシルバーよりは、14金の方が優しいですね。これはイヤリングですが、ピアスでも出来ます。
こちら ↑ は、チェーンを使ってセンターに1粒だけパールをあしらったもの。弊社ではスルーパールネックレスと呼んでいます。
カジュアルな印象なので、つけやすく、20代〜30代のお客様に多くご支持いただいております。そして女性だけではなく、男性からも人気がある商品なんです。
えっ?! 男性が購入されるのですか?
プレゼント用に購入される方が多いんですよ。
なるほど。お値段的にも手が届きやすいですね。
チェーン部分は、18金ゴールドを使っており、イエローゴールドとホワイトゴールドから選ぶことが出来ます。
どちらも綺麗で、楽天ジュエリー大賞2年連続受賞(真珠部門)をされたものというのも頷けますね。雰囲気がそれぞれ違うので迷ってしまいそうですが、どちらがオススメですか?
お客様の好みかと思いますが、つけた時の印象は、イエローゴールドの方が色が出る分、華やかになりますね。よりさり気なくつけたい方はホワイトゴールドをお選びになります。
ここまでお話をうかがって、もう真珠が欲しくてたまらなくなってしまった私(笑)。だけど、気になることが一つあります!
それは…
真珠は汗に弱いとか、変色しやすいと聞いたことがあるのですが…?
真珠はカルシウムとたんぱく質が木材の年輪の様に何千層にもなっているんですよ。カルシウムの層をたんぱく質がつないでいる感じです。
レンガで壁を作った時、レンガとレンガをつなぎ合わせるのに接着剤が必要になりますね。
レンガがカルシウム、接着剤がタンパク質のイメージですね。
汗は酸ですので、汗が真珠の中に浸透すると、カルシウムを溶かしてしまい、真珠層が破壊されます。そうしますと、真珠の色が変化してしまったり粉をふいたりします。(劣化)
(この写真のブレスレットは、現在、扱われていません。似たようなタイプのオーダー品は可能とのことです。―2017年2月追記)
人のお肌も、お化粧をしたまま寝てしまったり紫外線にあたってしまうとシミやくすみが起こりますよね。それと一緒です。
お手入れさえすれば真珠層が破壊される事もありません。使った後は柔らかい布で優しく拭いてあげる程度で良いので、難しくはないですよね? 眼鏡ふきのような柔らかい布がベストです。
なるほど! すごくわかりやすいです。お化粧を落とさずに寝てしまうと…お肌がボロボロになりますからね(笑)。使用後に優しく拭いてあげる程度の手間で良いのなら、私でも出来そうです。その他にも保管上の注意などありますか?
しまう場所ですが、タンスなどに、防虫剤や、湿気取りなどを入れている家庭が多いと思いますが、これらもやはりカルシウムが溶けてしまうので、よくありません。
聖和堂では、真珠の中に美容液の様な物を浸透させるマイクロパーマネント加工もやっています。真珠の最大の悩み劣化に打ち勝つ加工方法です。
その他にも、パールキーパーという箱もご用意しております。パールキーパーは、湿度を調整してくれる機能を持っているものです。 ↓
価格: 感想:92件 |
一生のうちで何回も買うものではないと思うので、しっかり保管してあげた方が良いのではないかと思います。真珠を拭く柔らかい布などもセットされた物もあります。
価格: |
そうですね。一生ものと言っても過言ではないと思いますので、それを考えるとこういう保管場所があると安心して、より大切に使っていきたくなりますね。
たくさんのことを教えていただき、ありがとうございました。
取材させていただき、真珠のことが以前よりも身近になったような気がしました。やっぱり欲しいなぁ^^* 購入計画を立ててみようかと思います♪
もっと真珠のことを知りたくなった方、真珠の購入を考えていらっしゃる方はこちらからどうぞおかち御徒町の真珠卸屋さん聖和堂
余談ですが…
聖和堂のH様と名刺の交換をさせていただき(これは、裏面です。表は出せません(笑))、すごく素敵なお名刺だったので今回のインタビューのアイコンにさせていただきました。真珠の大きさが何ミリとわかるように抜かれているんです♪ 真珠に対する「愛」を感じる会社だなぁなんて思ってしまいました^^*
以下カーテンコールです♪(この記事でご紹介した商品へのリンク)
パールのセットは、卒業式、入学式、結婚式、お葬式、様々な場面で使うことが出来ます。大切な節目のお式にも充分通用する8ミリー8.5ミリのセットはやはりオススメです!
もう少し小さめのサイズはこちら
【送料無料】アコヤ真珠 パールネックレス 耳飾りセット 7.5-8mm パールネックレス 真珠ネックレス アコヤ真珠 結婚式 冠婚葬祭 プレゼント 誕生日 母の日 あす楽 卒業式 入学式 入園式 卒園式 卒入学 卒入園 真珠の大きさ
真珠の色にこだわりたい方は、オーロラパールを ↓
別売になりますが、留め具にも少しヴァリエーションがあるようです。リンクを貼っておきますね。金具
〈関連記事〉
1粒がとても可憐な「K18アコヤ真珠スルーパールネックレス」の記事はこちら
御徒町の真珠卸屋さん聖和堂発☆アコヤ真珠の1粒ネックレスはクリスマス・プレゼントにもお薦め!
クラシック音楽サイトに番外編として、バロック音楽のバロックは「歪んだ真珠」を書いています。
興味のある方はどうぞ^^
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とても参考になりました。「死んでしまうと、当然真珠もダメになってしまいます」・・・「貝は死んでも真珠は残る」のかと思っていましたが、意外でした。やはり真珠も生きているのかな。笑
by sig (2015-06-11 16:30)
御徒町も中国人バイヤーに狙われているようですね、売れるのはいいけど
なんとなく怖い!
by katakiyo (2015-06-11 21:54)
>sigさん
ありがとうございます^^
真珠って、生きている貝から分泌されるものでどんどん出来ていくものだということがまず私もとても驚きました。そんなことから、そういえば、真珠のことってほとんど知らないな…ということにも気づきました。こうして少し教えていただいたことによって、なんだか愛おしいような気がしてきたんですよね〜^^*
by うさ (2015-06-12 01:43)
>katakiyoさん
御徒町はちょっと不思議な街ですよね。確かに外国人も結構多そうなイメージもありますね。聖和堂さんの真珠の仕入れもとは、伊勢、神戸、東京などで行なわれているそうです。アフターフォローがしっかりしている印象のお店なので、ネットでも安心して購入することが出来そうです^^
by うさ (2015-06-12 01:43)
知りたいことがあります。
真珠のネックレスの止め具が、花の真ん中に小さなパールがあるものですが、今はもう古い物で、現在のネックレスの止め具はビーンズのような、楕円形の形をしているそうです・・・もう、花の形の止め具は使用されていないのですか?
by ようこ (2017-02-16 13:15)
>ようこさん
初めまして。
この記事は、2015年のものなので、同じ商品は現在扱われていないかもしれません。また、ネットでは販売されていなくても店舗にはあるのかもしれません。そのあたり、ショップ様に私からメッセージを送って確認してみますね。
同じ花の形の留め具はないかもしれませんが、留め具だけ別売でバラの形をしているものはネットにもありました。関連記事の上にリンクをいれておきますね。よろしければ、ご参考にどうぞ^^
by うさ (2017-02-18 20:26)
>ようこさん
こんにちは! 聖和堂さまより、お返事をいただきましたので、共有させていただきますね。
まず、お写真と同じ花の金具のついたブレスレットは現在、販売されていないそうです。ただ、似たようなタイプのものはオーダーで可能とのことです。
それから、ネックレスの留め具ですが、
「花形は髪の毛にひっかかったり使いにくい等欠点があったため、現在は、ビーンズ型(豆型)でお作りしております。」
とのことでした。
いろいろ考えられているのだなぁと私もとても勉強になりました。
ようこさんの気に入られる商品が見つかりますように^^*
by うさ (2017-02-22 13:52)